「退けない覚悟」で仕事に臨む　腹切り力

１．　『死中求活』
仕事をやり切るため、「逃げ出せない覚悟」を持って仕事を行う力

２．　『夷険一節』
結果が出た仕事の評価を進んで受け、評価を受け入れ、責任を全うする力

仕事をやり切るプロ意識を得る事ができるため、余計な事を考えずに目の前の事に集中し、自分に役割りを果たす事ができる

役割ごとに、取る事が出来る　「責任」　には限度がある。
「辞める」事で責任が取れるのは（幕引き力）、それなりの立場に立つ人のみ。

勝手な覚悟をして、無茶な行動（走り出し力・度外視／投資力）を取る人は、自分が責任を取る事で周囲に迷惑が掛けないいつもりでいても、組織の中には、
「監督責任」を問われる人が必ず居る事を忘れないようにしたい。（俯瞰／バランス力）

「いつまでも半人前扱いはつらいです。担当を持たせて下さい」

「武士道とは死ぬことと見つけたり」　
　「死ぬ事が当たり前と思っていれば、余計な迷いは生じない」
　「生か死なら死ねばよい。何も考えることはない。覚悟を決めて突き進め」　などが、
大方の意味するところの　『葉隠れ』　の中の有名な一節です。

逃げ出せない覚悟は一見すると辛いものですが、開き直りを生み出し、楽な気持ちで仕事ができる事につながると思います。
仕事をやり切るためには、何かしらの覚悟があると非常に助かります。

特に若い方は、「やった事がないので出来ません」　の言葉を飲み込み、目の前の仕事にどっぷりつかると、いろいろな覚悟が出来上がるのではないかと感じます。