あらゆる経験を活かして積み上げる　いただき力

１．　『一粒万倍』
他人や経験の中に得るべきものを見つけ出し、自分が持っていないものを吸収する力

２．　『一期一会』
目の前に訪れる機会を活かし、進む方向を決め、得意分野や専門分野を作り出す力　（キャリアデザイン）

全ての経験を前向きにこなす事ができるため、成長が止まることなく、仕事に退屈する機会が減る

社会人経験が浅い段階の人が特に注意したいのが、
周囲の人から疑いなく全てを吸収する事。（愚直力）

仕事に対してマイナスイメージしか抱いていない人も多く、そんな人の言葉は、不安が多い時期の人の中に思いのほか染みこみ易い。

職業人生を始める時期は、職業人格の形成上非常に重要な時期。

最初の段階で得た　「働く人としての性格」は、その後の職業人生に大きな影響を与えるため、冷めた目で周りを見回す意識が必要（俯瞰／バランス力）

「先生は一杯いる。誰でも吸収すべきものを持ってる」

「誰からでも得るものはある」　として、人に接する事ができると、敬いの気持ちや謙虚な態度が自然に表に出る。

そして、良好な人間関係を作り上げる事につながる。

年齢や間柄、立場に関係なく発揮する事で、人間的な厚みが増す。

早期に狙いを定め自分の進む道を決める事は、無駄が無く理想的ですが、変化が多い時代においては、目指す先にあるものの需要が無くなる事も有る為、危険も多い方法です。

日常の仕事の中で、「何とかクリアし、結果として得意分野になった」　「経験の中でやりたい事が見えてきた」などは、働く多くの人が実感している事です。

日々の経験を積み重ねた結果として、経験に裏打ちされた真の強みが出来上がり、その強みを持つ人にとっての進むべき方向が自然と決まっていきます。 （プランドハップンスタンス理論）