視える化　顕在化する技術　可視化／図解力

１．　『一目瞭然』
イメージや考えを周りと共有するため、分かり易い形にして表に出す力

２．　『簡明扼要』
図や表を使う事で、捉え方が違うものになりがちな言葉を補い、正確で効率的なコミュニケーションを実現する力

解釈が多様になりがちな言葉の弱点を補う事でコミュニケーションロスを防ぐと同時に、他人の有益な意見が得易くなる

「人は、考えや感じている事の数％しか言葉にできていない」と言われる上に、聞き手の良し悪しに左右されるのがコミュニケーションの難しさであるため、間違う余地が少ない図や表を使う事は、非常に役に立つ。

技能、技術的な面が濃い力なので、意識して練習すればそれなりに力が付くが、可視化や図解にばかり気を取られると、返って分かり難くなる事がある。

「あくまでもイメージなのですが、動物に置き換えてみました」

「見える（視える）化」についての書籍が数多く出版されていますので参考にできますが、
間違いの無いコミュニケーションだけではなく、考えを整理したり問題点を見つける事が、○や→を使うだけである程度はできる事を感じます。

更に、○や→を使って考えると、頭の中に明確なイメージが湧き易いため、言葉のみで説明する際にも役立ちます。

又、相手に合わせて絵や図を使うといった、「何とか正確に伝えたい姿勢」は、
懸命な気持ちが同時に伝わり、相手が子供であったとしても、「分かろう」と一生懸命になってくれるのではないかと感じます。