自己コントロール（自分を制し、自分を律する）　自制／自律力

１．　『見利忘義』
優先すべきものやより大切なものを理解し、それらを保ち、得るために自分を戒める力

２．　『魚懸甘餌』
目先の小さな欲求を抑え込み、目的達成に進む力

自分の言動を自己コントロールできていると感じる事ができるため、不満や不安を抱く事なく、物事の結果を受け入れ易くなる

自分を律する事ができる人は、仕事や人生上の重要な成功要因を手にしている事になる。

しかし、
他人からの干渉や行動を制御される事を嫌うため、過剰に反発してしまう事がある。（衝突力　断り力　一人で居られる力）
気楽に身を任せて流される事も大切（無為力　ケセラセラ力）

「どうして欲しい注文ですが、その条件では無理です」

家の購入、ダイエット、資格・・・・など、何かを手に入れる為には自制心を働かせ、何かを犠牲にしないといけない事は数多い。

挫折した際に素直に省みる事　（反省／検証力）　ができないと、いつまでも同じものを追いかける事になる。

座右の銘を持つ人は多いですが、『使ってはいけない言葉』　『口にしない言葉』　を意識している人はあまりいません。
『〜だろう。　でも〜。　できない。　どうでもいい。　面倒。・・・・』　などの言葉を避けているうちに、考え方や行動が変わる事があります。

また、
自分を律し（自律）、自己制御ができる人は、自分の足で立ちたい（自立）と強く願う傾向があるため、他人に甘えられない人が多いように感じます。

人を頼って任せる習慣付け　（任せ／頼り力）が出来ていないと、職業キャリア上のどこかの段階において、限界や後悔を感じる事がが多くなるのではないかと思います。