したたかに、鈍感に、自分を棚に上げた言動 棚上げ力 

より大切なもののため、他人の感情を無視した言動を取る

しごとの力誰もが欲しい力 NO.60 棚上げ力棚上げ力
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棚上げ力

棚上げ力 自分の事は棚に上げ、発言し行動できる能力

棚上げ力に関する道具や書籍

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はじめての課長の教科書

デキる人になれるアサーティブ仕事術

リーダーのためのとっておきのスキル

棚上げ力に関する名言

ジョルジェ・ソルレ
『人間は反省顧慮する事なく行動する時に、初めて理想実現の力を持つ』

宮本武蔵
『我事において後悔せず』

棚上げ力の概要

分類 (3つの能力の構成比率)
問題解決 40%
コミュニケーション 40%
自己コントロール 20%

系統  対人 / 行動 (発言系)

関係が深い特性  柔軟性

強化ポイント
数多くの経験
(一定レベルまでは自然に強化される)

使用場面・用途・効果
1.協働する際、他人への意思表示をする場面
2.相手にとっての言われるべき事を伝える
3.感情面を差し置き、伝えるべきことを伝えられる
4.分担による迅速化など、協働のメリットをもたらす

棚上げ力の詳細

どんな力?

1. 『一意直到
自分の事は脇に置き、思った事や感じた事を発言、行動する力

2. 『遺憾千万
感じ取った他人の真意通りには行動せず、気付かない振りで鈍感に振舞う力

棚上げ力のメリット

自分が望むもの、やって欲しい仕事を正確に伝える事が可能になり、コミュニケーション上の大きな障害となる「曖昧さ」を排除できる

注意点

身に付ける程度や発揮の仕方に大きな注意が必要。

目標達成への強い意欲が合わさると、(渇望力) 社会人、人としての大切な要素が疎かになる。(健康力 遵法力 リスペクト力

言いっ放し、やりっ放しで、自分を省みる作業を怠ると、短期的な目標は叶っても、同僚や顧客の反感を買い、やがて大きな代償を払う事になる。

より高い視点から自分や周囲を見つめ、バランスを取りたい。(俯瞰/バランス力

棚上げ力が身に付いてきた人の具体的な言葉

「ダメですか。分かりました。では、こちらの商品はどうですか」

私生活での棚上げ力

家庭を持ち、子供を持つと、発揮せざるを得ない状況に追い込まれる。

「姿勢を良くしなさい」 「しっかり噛みなさい」 「だらだらしちゃダメ」 「何でも出来るから頑張って」 「人の気持ちを考えなさい」 などと、
自分の事を棚に上げて言わざるを得ない事柄が非常に多い。

ひとこと :

『人の気持ちを無視して我慢できる力』 は、なかなか持てるものではありません。

通常の感覚の持ち主 (「嫌われたくない」 「空気が読めない奴と思われたくない」・・)であれば、
「身に付けられたらいいけど、デメリットも大きい」 と感じるものではないかと思います。

「自分がこんなだから言えない」 と考え、思っている事を言い合えないのは、仕事上では、傷の舐め合い状態につながりかねません。

新撰組の土方歳三に代表される、「嫌われ役を引き受ける人」は、大きな視点を持ち、役割りへの使命を果たす人です。

身の周りの、「鈍感で図々しい奴」は、全てを分かった上で、より大局的な観点から、「鈍感な奴」を演じているのかもしれません。




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