客観的かつ積極的に自己検証 反省/検証力

失敗に学び、失敗から仕事のヒントを得る

しごとの力誰もが欲しい力 NO.72 反省/検証力反省/検証力
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反省/検証力

反省/検証力 結果や評価を客観視し、積極的に振り返る能力

反省/検証力に関するサイト

科学技術振興機構
 失敗事例データベース

反省/検証力に関する道具や書籍

失敗学のすすめ
最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
ユーザ中心ウェブサイト戦略 仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践

反省/検証力に関する名言

「論語」
『誤って改めざる。これを過ちという』

ゲーテ
『自分を買いかぶらない者は、本人が信じているよりもはるかに優れている』

E・J・フェルプス
『いかなる過ちも犯さぬ人は通常何事もなさぬ人である』

反省/検証力の概要

分類 (3つの能力の構成比率)
問題解決 60%
自己コントロール 30%
コミュニケーション 10%

系統  内面 / 行動 (改善・発散系)

関係が深い特性  客観性

強化ポイント
数多くの経験
(意識的に強化する行動が必要)

使用場面・用途・効果
1.仕事を作り出すために使用
2.振り返り、より良い仕事をするために発揮
3.同じ失敗を繰り返さないために発揮
4.自身のステップアップをもたらす

反省/検証力の詳細

どんな力?

1. 『抜本塞源
問題や課題を把握するために結果や評価を客観的に見つめる力

2. 『痛定思痛
次の仕事へのヒントを得るために結果を積極的に振り返る力

反省/検証力のメリット

やるべき事を明確に把握できるので、迷いや失敗を引きずる事が減り、次の仕事に積極的に取り組める精神状態をもたらす

注意点

人の能力にそれ程の差はないが、失敗が続いたり成果が伴わないと、客観的に見た度合いよりも大きな自責の念を感じ、 「自分はダメな人間」 となる人がいる。

長く仕事をすれば、「運」 や 「流れ」は必ずあるため、特に真面目な人は、自分以外のところに原因を持っていく「適度な責任転嫁」の意識が必要になる。(棚上げ力足る知力ケセラセラ力

また、分からない事が多い現在の仕事の場では、
「やってみて (走り出し力度外視/投資力)、何かを得て、次に活かす」 といった行動パターン(トライアンドアラー)は正しいが、
失敗に対するの態度』 は千差万別である事を理解していないと、大きな反発や抵抗を受ける事になる。

反省/検証力が身に付いてきた人の具体的な言葉

「どうしてダメか教えていただけませんか?改良点をつかみたいんです」

ひとこと :

失敗と進歩の相関関係に言及する言葉は多く、その多くは、『失敗があってこその成功』というものです。
素直に反省し、失敗を前向きに捉える事が出来ないと、選択肢を少なくする事になりますが、「失敗に対する態度」は、簡単に変えられるものではないとも感じます。

失敗の効用についての理屈を言われても「簡単には修正できない」と感じる人は、自分がやっている仕事の内容をよく理解し、失敗に対する態度を以下のように分類した上で取り組むと良いかもしれません。

  1. 失敗しても良い事
  2. 失敗したらいけない事 
  3. 失敗しないといけない事 



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