立場や状況、結果に満足する　足る知力

１．　『自画自賛』
自分自身の現状に満足し、自分を承認して受け入れる力（自己満足）

２．　『安分守己』
置かれた立場や結果を受け入れ、自分の仕事に満足出来る力

目の前にある仕事や課題に集中でき、精神的に安定した状態で仕事に取り組める

強すぎると非常に厄介。
発揮する方向を間違うと、現状に満足し切った状態に陥り、
「前へ進もう」　「もっと力を付けたい」　「改善したい」などの気持ちが持てなくなる。

自分や周囲を高いところから俯瞰し、（俯瞰／バランス力）、
足りないものを手に入れたいと望んで行動する　（渇望力）　事が大切。

「上を見ればきりがありません。この結果には満足しています」

誰かと関わりを持ち、その中で自分の位置を確認（比較）する事は人間として当然の姿です。
しかし、どんな分野であろうとも、どこまで行っても上には上がいます。

『自分で点数を付けられるなんて、人生は最高』　という言葉の通り、自分が自分に満足し（自己満足）、
「出来ない自分」　「結果が出せない自分」　「人より劣った自分」を許して受け入れる事が出来れば、多くの事の見え方が変わり、幸せで穏やかな生活が訪れます。　（『足るを知る者は富む』）

一方、
成長や前進のために重要な向上心とは明らかに相反する面があります。
働き続けていく以上は、「自分に満足する」気持ちと、「自分に不満を持つ」気持ちをバランスよく発揮する事が大切です。