線引きして思考、行動を切り替える　ＯＮ・ＯＦＦ力

１．　『思慮分別』
社内と社外、仕事と生活などの間に明確な線を引いて判断基準とし、言動を切り替える力

２．　『当機立断』
マイナス感情や嫌な気分を素早く忘れ、切り替える力

好奇心を保ち、新鮮な気分で物事に対処する事ができる

業務上の様々な事柄や人に対して明確な線を引く事は、判断を下す際の大きな手助けとなる。

しかし、
他人の意思をはじめとして、予測できない事が数多く絡む仕事の場では、硬直的な線を引く事は損になる事が多い。

状況に合わせ、線の位置を動かしたい　（変化適応力）

「すいません。休日出勤はしませんが必ず終わらせます」

全ての事柄、全ての人との間には、越えてはいけない一線がある。

境界線を意識し過ぎると孤独に陥り易くなり、意識がなさ過ぎると依存や甘えを生む。
子供や家族、友人に対しての線引きは、重要かつ難しい。
（俯瞰／バランス力）

『プライベートでは仕事を忘れよう』　などと、意識をすればするほど返ってストレスが溜まってしまうように、
その重要性が分かってはいても、「頭の切り替え」　「気分の切り替え」　「ＯＮとＯＦＦの使い分け」　は簡単にできるものではありません。

帰宅中の読書や音楽（通勤力）、帰宅後の入浴など、何かしらのイベントを用意し、
『気持ちの切り替えスイッチ』　として思い込む方法は、意外に有効だと感じます。（心理学力）